日本刀残欠クラフトナイフNo.40 備前國長船祐定 切先 拵

●税込55,000円(送料込)

・一部下緒の付いていない写真がありますが、こちらの商品は下緒付きです。

●素材説明

・銘は備前国住祐定。時代は室町時代。分類は古刀で、末備前です。

作者は違いますが、織田信長や豊臣秀吉も愛用していた備前長船の流派です。

祐定銘は特に多く、刀剣の世界でもよく流通しています。

・刃文は互の目に乱れが入り、一部には複式互の目も見られます。備前らしい刃文です。さらに葉も入っております。

・刃こぼれがあります。8枚目の写真に映っております。

・茎は鉄板を溶接して形成しております。

・鞘は年代物を補修しております。鞘はカシューうるし塗りです。

・目釘は煤竹です。

・縁頭は現代品ですが、時代物に劣らず雰囲気があります。

・他金具類は全て時代物ですが、年代は不明です。

・刀袋は新品の現代品です。

・こちらの商品は刀の切先部分です。茎部分ではありません。

・参考画像は素材となったお刀の茎です。銘の参考にご覧ください。

・刃文について補足

このナイフに使用したお刀はNo39と元は同じお刀です。比較するとNo39よりも刃文がハッキリとしておりません。これを「刃が眠い」ですとか「沈む」と言います。美術刀剣としてはマイナスポイントらしいですが、刃が眠い方が良く切れると言われています。私見では室町頃の備前や美濃は、物打ちにかけて刃が眠くなる実戦向きな物が多い印象がございます。

●サイズ

・刃渡14.6cm

・元重5mm

・全長30.1cm

・重さ218g

・鞘装着時の全長34.2cm

・鞘装着時の重さ266g